つみたてNISAで損をしないかが知りたい。
新NISA制度を活用し資産運用を行いたい。
新NISA制度もはじまり、積立投資をこれから始めたいという人も多いですよね。一方で
『なにに投資すれば良いのか?』『本当に良い実績がでるのか?』
と思っている人も多いはず。
実はつみたてNISAで結果を出すことは難しいことではありません。
私は2021年8月からつみたてNISAをはじめ、2024年4月現在で+1,170,139円の含み益となりました。
もしあなたがこれからつみたてNISAをはじめ『運用益を出したい』と思っているなら、ぜひこのページを読み進めていってください。
投資歴3年、現在資産2,600万を運用しファイナンシャルプランナー資格保有者の私が実施している運用方法、運用実績をお伝えします。
1ヶ月単位で推移公開します。
つみたてNISAの運用実績をブログで公開(2024年4月)
私は毎月100,000円を2024年4月まで2年8ヶ月積立を行ってきました。2024年4月27日現在で運用損益が+1,145,289円(33.86%)と過去最高益です。
開始月 | 2021年8月 |
積立期間 | 2年8ヶ月 |
積立額 | 毎月100,000円 |
年月 | 投資金額 | 時価評価額 | 損益 | 損益 |
2024/4 | 3,200,000 | 4,370,167 | +1,170,167 | +36.56% |
上記の円グラフは利用しているSBI証券の資産残高です。つみたてNISAを始める前にやっていた国内株式がマイナスですが、投資信託をつみたて始めてからは安定して含み益が出ています。
つみたてNISAの運用実績の推移公開(2020年8月〜2024年4月)
2021年8月から2024年4月までの運用実績をご紹介します。なお期間内の最低含み損と最高含み益の月は以下のとおりです。
年月 | 投資金額 | 時価評価額 | 運用損益 | 損益率 |
---|---|---|---|---|
22/02 | 600,000 | 573,889 | -26,121 (最低含み損) | -4.35% |
24/03 | 3,100,000 | 4,306,134 | +1,206,108 (最低含み益) | +38.90% |
次につみたてNISAを始めてから2年8ヶ月の資産推移です。
年月 | 投資金額 | 時価評価額 | 運用損益 | 損益率 |
---|---|---|---|---|
21/9 | 100,000 | 96,768 | -3,238 | -3.23% |
21/10 | 200,000 | 212,803 | +12.796 | +6.39% |
21/11 | 300,000 | 317,087 | +17,075 | +5.69% |
21/12 | 400,000 | 427,005 | +26.997 | +6.74% |
22/01 | 500,000 | 485.593 | -14,435 | -2.88% |
22/02 | 600,000 | 573,889 | -26,121 | -4.35% |
22/03 | 700,000 | 742,653 | +42,628 | +6.08% |
22/04 | 800,000 | 819,375 | +19,345 | +2.41% |
22/05 | 900,000 | 888,581 | -11,441 | -1.27% |
22/06 | 1,000,000 | 984,877 | -15,147 | -1.51% |
22/07 | 1,100,000 | 1,136,643 | +36,626 | +3.32% |
22/08 | 1,200,000 | 1,284,224 | +84,166 | +7.01% |
22/09 | 1,300,000 | 1,278,488 | -21,552 | -1.65% |
22/10 | 1,400,000 | 1,453,774 | +53,747 | +3.83% |
22/11 | 1,500,000 | 1,570,151 | +70,143 | +4.67% |
22/12 | 1,600,000 | 1,564,369 | -35,638 | -2.22% |
23/01 | 1,700,000 | 1,736,208 | +36,199 | +2.12% |
23/02 | 1,800,000 | 1,864,891 | +64,875 | +3.60% |
23/03 | 1,900,000 | 1,884,747 | +15,262 | -0.80% |
23/04 | 2,000,000 | 2,122,349 | +122,337 | +6.11% |
23/05 | 2,100,000 | 2,310,349 | +210,310 | +10.01% |
23/06 | 2,200,000 | 2,623,954 | +423,943 | +19.27% |
23/07 | 2,300,000 | 2,714,486 | +414,452 | +18.01% |
23/08 | 2,400,000 | 2,828,881 | +428,835 | +17.86% |
23/09 | 2,500,000 | 2,943,010 | +443,001 | +17.71% |
23/10 | 2,600,000 | 2,944,257 | +344,202 | +13.23% |
23/11 | 2,700,000 | 3,325,519 | +625,473 | +23.16% |
23/12 | 2,800,000 | 3,419,522 | +619,502 | +22.12% |
24/01 | 2,900,000 | 3,718,572 | +818,550 | +28.22% |
24/02 | 3,000,000 | 3,972,078 | +972,055 | +32.40% |
24/03 | 3,100,000 | 4,306,134 | +1,206,108 | +38.90% |
24/04 | 3,200,000 | 4,370,167 | +1,170,139 | +36.56% |
2024年4月現在で運用損益が+1,170,139円です。
最初の1年はマイナスとなる月が度々ありましたが、投資期間が長くなるにつれ、期間分散の効果も働きプラス月が増えています。
米国株が強いこと、円安などの追い風もあり、結果的にいまは好調です。
つみたてNISAのファンドの選び方
2024年4月27日時点の各ファンドの運用実績です。
・eMAXIS Slim 全世界株式
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
現在はアメリカ株中心の上記2ファンドを運用していてこの運用益が大きいです。
ファンド | 投資金額 | 時価評価額 | 運用損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim 全世界株式 | 1,500,000 | 2,203,795 | +703,095 | +46.9% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 1,700,000 | 2,162,753 | +462,753 | +27.2% |
合計 | 3,200,000 | 4,366,548 | +1,165,848 | +36.5% |
国別の投資割合はアメリカが一番多く83%です。理由はいろいろあるのですが、一番大きい理由としては先進国にも関わらず、人口が増えている点を重視しています。
私の運用実績(2年8ヶ月目)
2024年4月27日現在の私のファンド別運用実績です。
eMAXIS Slim 全世界株式
日本を含む先進国及び新興国の株式市場の値動きに連動するインデックスファンドです。投資先は全世界。特徴的なのは世界のマーケットの大きさに応じて、運用先のエリアが随時見直されているという点です。
本日現在米国が世界の金融市場の大半を占めるため、北米エリアへの投資が60.79%となっています。
世界全体の景気が後退しない限りは運用益が期待できる投資信託です。
開始月 | 2021年8月 |
積立期間 | 1年3ヶ月 |
積立額 | 100,000円/月 |
運用期間 | 2年8ヶ月 |
ファンド種別 | インデックスファンド |
管理費用 | 0.05775% |
投資先 | 全世界 |
ファンド | 投資金額 | 時価評価額 | 運用損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim 全世界株式 | 1,500,000 | 2,203,795 | +703,095 | +46.9% |
投資先の約60%が米国ということもあり、米国の株高に引っ張られ+703,095円(+46.9%)の運用益が出ています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500指数の値動きに連動するインデックスファンドです。投資先は米国。
現在の投資先は米マイクロソフト、米アップルにそれぞれ7%を投資。次いで米Amazon3.4%投資するなど、米国の主要企業へ投資がされています。
米国株の成長にあわせ運用益が期待できる投資信託です。
開始月 | 2022年12月 |
積立期間 | 1年5ヶ月 |
積立額 | 100,000円/月 |
運用期間 | 1年5ヶ月 |
ファンド種別 | インデックスファンド |
管理費用 | 0.09372% |
投資先 | 米国 |
ファンド | 投資金額 | 時価評価額 | 運用損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 1,700,000 | 2,162,753 | +462,753 | +27.2% |
当ファンドは100%米国株ということもあり、米国の株高に引っ張られ+462,753円(+27.2%)の運用益が出ています。
つみたてNISA開始当初は、全世界株を毎月積み立てていました。米IT企業の業績が良く、米国株比率を上げたいと考えるようになり、いまは米国株一本で運用しています。
米国は先進国の中でも安定して人口が増えています。人口増は市場拡大に直結するので米国を選んでいるというのも理由として大きいです。
つみたてNISAのメリット
つみたてNISAのメリットは以下の4つです。
・年間120万円(つみたて投資枠)まで、投資期間は無期限。
・高い時は少なく、安い時は多く買えるので、リスク分散になる。
・つみたて対象商品は金融庁から認可された商品のみで安心。
・一度設定すると自動でつみたて継続。
2024年から新NISA制度がはじまり、これまで年間40万円だった非課税枠が120万円になりました。
通常株式に対しては20.315%の所得税が課されます。
仮にいま利益確定すると1,100,000円×21.5%=250,000の所得税がかかる計算になります。これがNISAで運用することで非課税です。
投資商品も金融庁が認可した商品しかないので、安心です。
これから始めるなら新NISA一択なので、つみたてにチャレンジしていきましょう。
つみたてNISAのデメリット
続いてデメリットは以下のとおりです。
・金融庁認可商品のみなので選択肢が少ない。
・損をした場合、税務上の優遇は受けられない。
金融庁認可の商品といえど、100%利益がでるとは限りません。仮に損をした場合は税務上優遇を受けられることはないので、注意しましょう。
つみたてNISAの心構え
始める上でいくつか心構えがあります。
・余裕資金で行うこと。
・値動きは極力気にしないこと。
・毎月同じ日に購入し続けること。
私はつみたてNISAを始めてから約1年間、ほとんど運用益がでない期間を過ごしました。時によってはマイナスとなる日もありました。ただ余裕資金で運用していたため『増えたらラッキー』という気持ちで投資を続けることができています。
毎月同じ日に同じ金額を淡々と買い増す、というのは意外と簡単ではありません。と言うのも儲かっている銘柄に目移りしたり、時に運用益が大きくマイナスになるためです。
投資のポイントは資産の分散、地域の分散、時間の分散です。時間の分散とうまく付き合うためにも、心構えをしっかり持つことは重要だと思います。
余裕資産で運用することで、短期的な値動きを気にせず運用できるのがメリットです。
つみたてNISAの始め方
2024年から新NISA制度が始まりました。新NISAでは以下の流れで始めることが可能です。
- 証券会社を決める。
- NISA口座を開設する。
- 証券口座に入金する。
- 積立てる商品、積立額を設定する
- 積立開始する
ネットでスタート手数料の安いネット証券会社がオススメ
ネット証券会社で口座開設するメリットは以下のとおりです。
・ネットですべて完結できる。
・営業など受けなくて済む。
インターネットで完結できるので、店舗に行く必要はありません。
また主要なネット証券会社は取扱い銘柄が全て200以上です。店舗を持たないため手数料も安くメリットが大きいです。
一方店頭で相談できないため、自分で商品を選び判断も自分でする必要があります。
なお主要なネット証券会社は以下の4社です。
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | 松井証券 | |
---|---|---|---|---|
購入手数料 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
銘柄数 | 224本 | 222本 | 219本 | 224本 |
最低積立金額 | 100円 | 100円 | 100円 | 100円 |
積立頻度 | 毎日、毎週、毎月 | 毎日、毎月 | 毎日、毎月 | 毎日、毎週、毎月 |
クレジットカード払い | 三井住友カード | 楽天カード | マネックスカード | 未対応 |
ポイントサービス | Tポイント、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント、JALマイル | 楽天ポイント | マネックスポイント | 松井証券ポイント |
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私はサービスの範囲が広い、SBI証券を利用しています。
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つみたてNISAの夫婦運用実績まとめ
今回は2024年4月現在のつみたてNISAの運用実績とこれまでの推移をご紹介しました。
2024年4月時点で、時価評価額は4,366,548円で運用益は+1,165,848円です。
短期的な価格変動で一喜一憂せずに、余裕資金を用いて長期的な視点でつみたて投資することが重要です。
余裕資産を生むための資産形成については、1,000万貯金これやって達成しました!でも解説しています。
また6月からは国の定額減税も始まります。『会社員向け!定額減税2024|わかりやすく解説!』会社員向けにまとめていますので、ご覧ください。
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